2009-02-20 (Fri) 07:56

食事提供でミス・・・

医療事故:女性患者が窒息死という記事が2月18日に発信されていました。

神奈川県の病院で17日、食事提供ミスがあり、のどに詰まらせて窒息死されたと報道されていました。
あってはならない医療事故です。。。

病院は食事業務を外部の民間企業に委託されており、食事を準備する際に管理栄養士(民間企業側)が食事形態(粥軟菜食)の確認を怠たり、普通食を提供したせいだと記事には書いてありました。

人事ではない記事に何度も目を通し、他の栄養士と業務内容に無理がないか、改善する点はないか・・・など真剣に再検討した次第です。

食事を提供する際、調理師が盛り付け確認したあと、栄養士が最終チェックして病棟に配膳を行います。その後病棟に運ばれた食事は、再度看護士により患者様の名前と食事内容を確認しながら、配膳されるしくみとなっています。
また、食堂にてスタッフが見守る中で喫食されるようになっており何重もの安全確認をおこなっているのが一般的だと思います。

特に、今回のように事前に食事内容が変更されている場合は、関わるすべてのスタッフが情報を共有し、業務にあたることになっているはずです。
そう考えると、委託側の責任と言えるのでしょうか。。。

「ヒヤリ・ハット」・・医療人なら誰でも知っており、経験されていることです。



今回の医療事故は病室(個室)という死角の中でおこりました。


毎回の食事に誤飲、誤嚥は起こりえる・・常に危機感を抱いているのが現状です!

本当に考えさせられる医療事故です。




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